久繁哲之介2011年の講演の枠組み

 あけまして、おめでとうございます。
皆様のご多幸を心より祈念申しあげます。

 さて、私の新年決意表明を兼ねて、
久繁哲之介の2011年「講演の枠組み」を示します。

「市民に愛される文化・物語を育む”xxづくり”」 です。
xx には次の6つを想定しています。


1) 街づくり  :街という「場所」の文化・物語づくり
   ↑
2) 商店街づくり:商店街という「場所」の文化・物語づくり
   ↑   
3) 店づくり  :お店という「場所」の文化・物語づくり
   ↑
4) 商品づくり :場所と人を繋ぐ「商品・食=スローフード」の文化・物語づくり
   ↑
5) 商店主づくり:提供者(商店主、自治体)という「人」の魅力・意欲づくり
   ↑      
6) 顧客づくり :消費者(顧客、市民)という「人」の魅力・消費と交流の意欲づくり


 上記の久繁理論(=日本版スローシティ)の本質は、6部門を
「下から、総合的かつ持続的に、繋げる」ことにあり、その構図は以下の通りです。

「6) 顧客や市民」と「5) 商店主や自治体」とを結びつける機能・媒体として
「4) 地域固有の商品や食」は最適。 
「3) 飲食店など店」「②店の集合体」「①まち」は、6と5が 4を媒介に出会い
 交流する場所と位置づけ、そこの賑わいは6,5,4の文化・物語との連携が肝要。


 衰退する都市の地域再生施策の問題点は、久繁理論の逆です。つまり「上から(目線)」で
「部分的(例えば、2の商店街の私益だけ)」な考えだから「繋がらない」ことにあります。


講演は依頼者様の属性・ニーズ等により、6分野の重点を絞りこみます。例えば、


1. 市民対象の街づくり講演は「1) 街づくり」を中心に据えます。

2. 商店経営者対象の講演は「2) 商店街(の文化、交流空間)づくり」を主に①⑤へ。

3. 商工会など経済団体向け講演は「3) 店(の文化、物語)づくり」を主に④⑤へ繋げます。

4. 食の街づくり講演は、「4) スローフード(な文化、まち)づくり」を中心に据えます。

5. 行政職員の意識改革研修は、「5) 人づくり」を主に全体との連携へ繋げます。


 その他、講演依頼者の実態と特性を踏まえたバリエーションを設定できます。
講演ご依頼は、次の要領にてお願いします。

1. 講演ご依頼は、下段の「コメント」をクリックして、必要事項を記入して送信下さい。
  ご記入頂いたメールアドレスへ、折り返しメールにて御連絡いたします
  (メールアドレスが間違っていて、せっかくの御依頼に、連絡できない事がありました)

2. 本文欄には「講演依頼の基本事項」を必ず書いて下さい。
   稀に、いきなり「講演依頼するとしたら、いくらですか」と、仮定の話で
  企画概要も示さず、ぶしつけに金額だけ聞く非常識な方がいますが、対応に窮します。

   なぜなら金額は、企画(講演の難易度や時間など)内容と相場を勘案して決まるから。
  そう言われても困る(自分で調べる意欲が無い)方は、以下を参照して下さい。

  講演依頼文の基本は、ネットで幾らでも検索できる。 例えば、コレ!

3. 講演ご依頼は日程が合えば、喜んでお受けします。 したがって、基本事項のうち、
   日程は複数候補をご提示頂ければ、講演日を確定して御返信いたします。



若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
久繁 哲之介

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テーマ : 地域活性化のために
ジャンル : ビジネス

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取材申し込みについて、非公開

久繁様

はじめまして。毎日新聞社会部で記者をしております、市川と申します。

このたびは、久繁様の「地域再生の罠」「日本版スローシティ」「コミュニティが顧客を連れてくる」を拝読し、現在毎日新聞で進めている人口減社会をテーマとする企画に関連し、一度お会いしてお話を伺えないかと考え、メールさせていただきます。

私自身、東日本大震災の被災地に1年間、駐在員として勤務し、急激に人口減が進んだ地方の現状を見てきました。製造業が傾く中、当然ながら企業誘致も困難で、岩手県釜石市のほか陸前高田市でも全国チェーンの大手スーパーを誘致しようという動きがあります。進出と撤退で地方を崩壊させてきたスーパーにすがるしかない、という現状は、地方の厳しさを物語っています。

一方で、小売りの売り上げが行き詰まる中、震災後、大手コンビニチェーンが宅配ビジネスをスタートさせ、「御用聞きビジネス」が注目を集めています。大手資本によって街から商店が消え、そこに再び大手資本によるビジネスが幅をきかせていく現状には、何か矛盾を感じざるを得ません。メーカーをさらに苦しめ、非正規労働者を増やすことにもつながると考えるからです。

こうした問題点を端緒に、大手資本に食い尽くされながらも、地域住民自らのその後の工夫や努力により、ほんの少しであっても明るい兆しが出てきている地域はないのか、探そうと考えています。むろん、先生もご指摘のように成功例として模倣を促すのではなく、そこに至るまでにどんな厳しい状況があったか、住民同士のどんな地道な話し合いがあったか、などに焦点をあてるつもりです。人口減社会の未来を想像すると絶望的な気持ちになりますが、地域のあたたかいコミュニティの中で、このようにがんばっている人たちの姿から、パワーを得てもらえればというのが狙いです。

大変長文になってしまいました。講演や全国自治体関係者との協議などご多忙をきわめていらっしゃると存じておりますが(月曜の花小金井の講演会には拝聴に伺う予定でおります)、近いうちにほんの少しでもお時間を作っていただければ幸いです。

ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

--
毎日新聞社会部
記者 市川明代
社会部直通:03-3212-0243
プロフィール

地域再生プランナー

Author:地域再生プランナー
久繁哲之介の見識が当ブログ、
以下の本でご覧頂けます。

『地域再生の罠』ちくま新書
『日本版スローシティ』学陽書房
『コミュニティが顧客を連れてくる~愛される店・地域のつくり方』
『商店街再生の罠』ちくま新書

講演・執筆ご依頼は以下クリックして下さい。 電話は禁止!

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