商店街再生講座6~新規顧客開拓の王道「フリー戦略」 例:試用や試食

 商店街再生講座、第6弾は
フリー戦略 ( 例えば、無料で試用・試食 ) で、新規顧客を開拓しよう!

 新規顧客開拓(という表現は、販売店側からの定義)を、顧客側から定義すれば
「まだ使った経験が無い店・商品」を初めて使う気持ちになって頂くコト”です。
 

 このように 「販売者志向の言葉=マーケティング用語」の定義は、一度
顧客志向な定義に変換すると、見えなかった本質を悟ることができます


 新規顧客開拓とは「まだ使った経験が無い店・商品を、使う気になって頂く」事
ですが、その為には「無料で試してもらう」フリー戦略が最も有効です。

 その好例が「試用、試食」です。 例えば、自動車販売店には試乗車があります。
家電量販店は、数千円のマッサージ機から携帯電話まで試用することができます。
 食品スーパーや土産屋は、もっと安い数百円の食品を試食として提供しています。

 私事ですが、夏休みに愚息が草津温泉へ行く時、私は
「饅頭の強引な試食販売に注意しろ、できれば買わないように」と伝えました。

 帰宅した愚息に、結果を聞くと、あっさりと次のように言うのです。

「試食のやり方は、まるで押し売りのようだったよ。 でも、お土産は
どうせ買うんだから、試しに食べて不味くなければ、ハズレは無いし、
そこで買うのが面倒なくて、イイ
じゃん」

草津

 愚息の言葉は、消費者心理を的確に表現しています。 つまり
顧客は買物で「ハズレくじを引きたくない、面倒なことはしたくない」のです。

 端的に言えば、買物とは「面倒なコト、楽しくないコト」なのです。
 
 にも関わらず、商店街や自治体が作る商店街活性化計画は
「商店街で楽しく、お買物をしましょう」って間逆な言葉=販売者志向の言葉
が並びます。

 次回(来年です)は、私が提唱する「3コウ戦略」の一つ、効率戦略を使い
「買物で、面倒な事はしたくない」顧客ニーズに応える
ノウハウを解説する予定です。


若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
久繁 哲之介

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