商店街再生講座4~少量(一つ)なら、買いたい顧客は大勢いる!

 商店街で講演すると、よく商店主たちから要求されるコトがあります。 それは 
「簡単で、すぐ効果が出る取組と、その成功事例を教えてほしい」 

以下説明に入る前、いつも私は商店主たちへ次の問いを投げかけます。
あなた方が、よく買物へ行く店は何処ですか? その店こそ、成功事例です。
簡単で直ぐ効果が出る取組を、その店から顧客目線で学んでください


 
 私は色々な回答を用意していますが、先日の講演では、次の提案を示しました。
少量(一つ)なら、買いたい顧客は大勢いる! この顧客ニーズに応えよう!

 私は商店主たちに、提案根拠と成功事例を次のように説明しました。

提案根拠: 商店街での講演会に先立ち、私はよく「消費者インタビュー」を実施します。
 今回も10名の消費者を集めてインタビューを実施したところ、半数以上の方が
「少量(一つ)なら、買いたい物 or 時がある。 でも商店街に、その気は無さそう」と。

成功事例: 「少量(一つ)なら、買いたい」は、単身者と高齢者が急増中の今
 最も根強い顧客ニーズ
です。 都内の某中堅スーパーは、次のPOPを掲げて
「少量(一つ)なら、買いたい」顧客毎のニーズに応えて、成長しています。
 
 商店主の皆さんがすべき取組は、このようなPOPを模倣して作り、POPに
書いてある通りに接客するだけです。 効果は直ぐ出ますよ!
 
ozeki.jpg


 私の提案に、商店主たちは次の反応を見せました。

商店主A 「そんな面倒なコト、できないよ」
商店主B 「もし、やるにしても”喜んで”なんて絶対できないぞ」
商店主C 「(同席した自治体職員へ) この取組にも、補助金は出るの?」(注)

(注)この講演会にも、その他イベントにも、商店街へ、補助金が出ています。

 消費者(市民)の皆さん、呆れて何も言えない私の代わりに、
この商店主たちに、現実を伝えてください。 

 そんな甘えた考えだから、商店街は衰退するのよ!

 えっ? 本当のコトだから、遠慮せず、もっと大きな声で言って良いですよ。
そんな甘えた考えだから、商店街は衰退するのよ!


若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
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