脱「上から目線な」まちづくり~「市民が豊かになれる」地域再生

 当ブログへ昨日、星宏一さんから次コメントを頂きました。


    題: 何度も頷いちゃいました
  「地域再生の罠」実質一日で読了しました。少し寝不足です。
  8年ほど前から、ボランティアで完全な「民間」の立場から
  「まちづくり」に関わってきましたが、
  この本は、大きな疑問を抱くことなく最後まで読み通せた初めての
  「まちづくり本」でした。と言うよりも、直感的に「正しい」と思うことが
  次々に出てくるので、そのたびに何度も頷いてしまいました。
  初めから利益が上がる「地域おこし」なんてものがあれば、大手資本が嗅ぎ付けて、
  とっくの昔に始めてるはずなのに、ともかく目先の「私益」にばかり囚われている
  関係者が多すぎると、以前から思っていたのですが、これでだいぶスッキリしました。
  「低未利用地」「B級グルメ化からスローフード化へ」のくだりは、正に我々が現在
  取組もうとしている事案に、とても参考になります。 仲間と話して、
  ご講演をお願いすることになるかも知れませんが、その折にはよろしくお願い致します。


 星さんのコメントは、個人的には非常に嬉しい。
そして、星さんのコメントは正鵠を得ていて、
まちづくりに根深い問題が横たわっていることを示唆しています。

 注目すべきは、8年もの間まちづくりに奔走した方が『地域再生の罠』は
「大きな疑問を抱くことなく最後まで読み通せた初めての”まちづくり本”」
という指摘です。

 この指摘は過去にも、まちづくりの現場で多くの方から頂いてきました。
その理由を当ブログ7月4日エントリー
「第2回 横石知二さん『そうだ、葉っぱを売ろう!』」で説明しました。
http://hisa21k.blog2.fc2.com/blog-entry-5.html

 土建工学者が書いた従来の「まち造り」本は、なぜ読者(市民)に
大きな疑問を抱かせ、読者は「最後まで読み通せない」のか?

 最大の理由は、読者(市民)に「読んで頂く(利用して頂く)」という
心・配慮に著しく欠けているからです。すなわち、
「オレのアカデミックな論文を読め」と言わんばかりの提供者思考な本は
消費者が「最後まで読み通せない」のは至極、当然です。

そして、「郊外に住まず街中に住め、ここで飯を食って、あそこで買物しろ)」的な
提供者志向な「まち造り」に、消費者は大きな疑問を抱きます。


     若者バカ者まちづくりネットワーク 主宰  地域再生プランナー 久繁哲之介

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『地域再生の罠』ちくま新書
『日本版スローシティ』学陽書房
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