樋渡啓祐・武雄市長が久繁哲之介の提言「公立図書館運営をブックオフ、ツタヤへ委託」を実現

 私が『地方行政』(刊行は時事通信社)の連載を始めて半年経過しました。
地方自治体の殆どが定期購読する雑誌『地方行政』の初回で、私は次の
予言(提言)をしました。

予言(提言) 公立図書館の運営は ブックオフ や ツタヤが席巻する
 上↑ をクリックすると、PDFファイルが開きます。予言は5頁下段18行目からです。

 読者(自治体職員)の反応は「久繁の予言は、バカげている」と酷評する方もいれば、
「言われてみれば、ごもっとも!」と称賛する方もいて、賛否両論でした。
いずれにしても皆、意見いうだけで実現を検討した自治体は無かった…

 それから半年後、佐賀県武雄市が私の予言(提言)を実現してくれました。
樋渡啓祐武雄市長の着眼点と行動力、いつもながら本当に素晴らしい!
 佐賀県武雄市が、ツタヤ運営企業に図書館委託 CCCが公立図書館を運営するのは初めて

 公立図書館への市民の不満は、新刊など人気の高い本は常に貸出中で、
予約すると半年以上も待たされる事、その結果として公立図書館の書棚は
「古本屋よりも、古い本しかない」事です。

 情報は鮮度が命です。 読みたい本は直ぐ読んでこそ価値が出る
それが解る市民の多くは「古本屋よりも、古い本しかない」公立図書館に愛想をつかして
「新刊から1ヵ月おちの中古本を安価で流通させる」ブックオフ や ツタヤを利用しています。

 そんな現状を見て私は、ちょうど半年前『地方行政』12月5日号で
「公立図書館の運営は ブックオフ や ツタヤが席巻する」と予言(提言)した訳です。


最後に、無料で本を貸す図書館が、日本に「情報はタダ」概念を助長することを懸念しています。

日本は「情報に金を払わない人」が多すぎる。「情報(本)はタダ」
当然と認識する人が多いから、図書館は予約が殺到して予約長期化、
図書館書棚が「古本屋より古い本ばかり」になる。 そこで私はPDFで
「予約が多い本は”貸出の有料化(貸出料を定価1割と想定)”」を提案。意図は

1)10人に貸すと図書館は「もう1冊、税金を全く使わずに購入できる」
2)1割払うくらいなら、自費で本を買う人も増える。
  その結果、図書館予約待ち期間の短縮化
3)「情報(本、音楽)はタダでない」文化を日本に育み、違法コピー根絶に繋げる



若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 地域再生プランナー 久繁哲之介

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(2010/07/07)
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