世田谷区基本構想審議会「委員は著名」だが、市民は不安

 東京都世田谷区の若者から以下ご相談を頂きました。

本読ませていただきました。私は公募にて区民委員として世田谷区基本構想
審議会に参加し、世田谷区の20年構想を他の委員とともに計画しております。
現在34歳会社員です。昨年12月にはじまったばかりですが、なにか
しっくりこない所があり、いろいろ自分のなかで整理しているなかで、
この本を読ませていただきました。
 自分の中でいくつかまとまってきたものとして、
①審議会の日程をみると、区民の声・意見が吸い上げられる機会が少ない
②著名な方々で構成され、決まった案では、責任の所在が不明確になる
 結果、誰のための20年構想なのか分からない、区民に説明できない。
 なぜ小中学校に訪問して子供たちの声を聞く、街頭アンケートを実施して
声を集める等しないのでしょうか。 早速事務局にメールさせていただき、
次回に臨む所存です。いろいろ勉強しながら、わが街世田谷を真剣に考えて
いきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。



 世田谷区Web「世田谷区基本構想審議会」 の委員は
上で御指摘の通り、すごく著名な先生を集めています。 例えば、

援助交際に詳しく「ブルセラ学者」の異名をもつ「宮台真司」先生。
ベストセラー『女性の品格』著者の「坂東眞理子」先生。

 お二人は立派な方ですが、まちづくりに興味あるのか不安!
このように、まちづくりや地域再生の委員を「知名度、権威の高さ」で選び
権威の言う事を盲信する傾向
は、他の自治体にも見られます。
 
 この傾向(弊害)は、次のように換言できます。
「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」で物事を決める弊害

 自治体(役所)は何故、権威に依存・妄信するのか? 
自分の頭で考えないでイイから。 責任とらなくてイイから。 つまり、楽だから。

 逆言すれば「何を言ったか」で物事を決めるには、自分の頭で価値を判断する
必要があり、それは責任を伴う「きつい(楽でない)」意思決定となります。

 この弊害と解決策「若者バカ者がイノベーションを起こす」
明日、このブログで紹介します。


若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 地域再生プランナー 久繁哲之介

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