地方都市再生=中心市街地活性化へ「百貨店撤退への対応」~新潟市

 新潟のyami_kenさんから以下コメント頂きました。

  ご著書拝見いたしました。勉強させていただきました。
  ありがとうございました。
  私の住む新潟は先日百貨店が撤退しました。
  宇都宮と同じ失敗をするのかな・・・ と心配です。


 金沢に本店のある地場百貨店「大和」は、新潟県内の全3店舗(新潟市、長岡市、上越市)を
閉店しました。
 
 そう、『地域再生の罠』第1章(宇都宮市の話)でお話したように、
いまや百貨店は、構造的な不況業種で、そのうち人口50万人以下の地方都市から
ほとんどの百貨店は撤退するでしょう。

 当ブログでも昨日、久留米市から地場百貨店が撤退した話をしました。
私が地元の中高年女性と交わした会話を再度、紹介しましょう。

「百貨店の利用は月に1~2回だから、中途半端な百貨店より
仲間と物語を消費したり交流できる場が欲しい」

 新潟も、交流を促す施設を創ってほしいです。

 さて、新潟市で一番賑わう商店街の一区画には「ドカベン・ロード」があります。
ドカベン・ロードは、地元出身作家の人気マンガ「ドカベン」に登場する
キャラクター像を設置しています。

 私が新潟市を訪問した折、ドカベン・ロードを歩く人は
まばらでした。私は、若い女性が犬を連れて散歩している光景を
注視しました。なんと
 そのワンちゃん、ドカベン像に、おしっこをかけていたのです。
飼い主は、ワンちゃんが電柱にかけているかのように平然としています。

 ワンちゃんは、ドカベン像と電柱との区別はできない。でも
飼い主の若い女性には、その区別はできるはずですが…

 若い女性は昔のマンガ「ドカベン」を知らないのでしょう。
今時の若者にとっては、ドカベン像は電柱と同じに見える。
 にも関わらず、中高年男性が地域再生を考えると
往年の人気マンガのキャラクターに依存したくなる。
 
 この構図、拙著『日本版スローシティ』で
キャラクター消費と物語消費の違いとして考察しています。

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     若者バカ者まちづくりネットワーク 主宰  地域再生プランナー 久繁哲之介

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