子供に評価される「まちづくり」こそ素晴らしい~北海道・恵庭市の花まちづくり

 まちづくりが進まない地域で、よく聞く話に
「市民の意見がまとまらない。 関係者の利害調整ができない」があります。

 拙著『地域再生の罠』9章で、この解決策を次のように提案しました。
「公益(まちづくり)より、私益(自分のこと)を優先する人達」に、その私益追求行為は
「公益を損なう、恥ずかしい行為」であることに「気がついてもらう」しかなく、
「子供の反応・関心」が一番の突破口になる

 花のまちづくりで有名な北海道恵庭市の取組は、この好例です。

「ブレインズ種まく私たち」会長の内倉真裕美(うちくら・まゆみ)さんと、
「花を愛する会」会長の池永允子(いけなが・ちかこ)さんに御話を伺いました。

 恵庭市の「花のまちづくり」は、市民13名が1991年クライストチャーチ視察を機に
始まります。内倉さんや池永さんたち女性の地道な取組で「花のまちづくり」は
広がりますが「まち全体では、まとまらない(足をひっぱる人がいる)」状態でした。
 
「私益優先の大人達」を変えたのが、花まちづくりへの「子供の反応・関心」です。

 内倉さんや池永さんたち女性の地道な作業光景と、花で美しくなった街の光景を
「子供たちは、しっかり見ていた」のです。

 小中学校で毎年、なかば義務的に書かせる自由作文に
「恵庭は美しい花がいっぱいで気持ちいい。それを手入れするお母さんたちと
この街が私は大好きです」
等の内容が増えていきます。

 そんな子供たちの作文を見聞した「私益優先の大人達」は今、花のまちづくりを
「熱心に、楽しんで」取り組んでいます!


(注)以下写真は全て、2011年9月26日に撮影しました。花の最盛期7~8月の恵庭では
もっと美しい光景を見ることができます。全国の殿方は、来年の夏休みに
お嬢様・奥様を恵庭に連れて行きましょう。 きっと喜ばれますよ!

写真1) いこいの花畑で作業する「花を愛する会」会長の池永允子さん達
恵庭いこい1


写真2) 恵庭市の一般家庭ガーデニング作業風景
恵庭はな1


写真3) 恵庭市の一般家庭ガーデニング
恵庭はな2


写真4) 内倉真裕美さん(が経営するカフェの前で)
恵庭の内倉3


若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 地域再生プランナー 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
久繁 哲之介

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