NPOの収益を高める「広告、他事業連携、異業種交流」の共通点

 NPO活動や事業の収益を高めたい方へ
3つのビジネスモデル「広告、他事業連携、異業種交流」を紹介します。

 事例は、私がアドバイザーを務める「NPO情報ステーション」です。

収益源1) 地域・嗜好を特定した「広告」  
 NPO情報ステーションの図書館は、貸し出す本に近隣商店の
「広告を印刷したブックカバー」をかけて、商店から利用者が増えたと喜ばれています。

 このように「無料で有益な情報(本)」に、広告をアドオンするビジネスモデルは
リクルート等のフリーペーパー、グーグル等の検索サイトで広く活用されています。

 この広告は、投資対効果が非常に高い。 
なぜなら、利用者の「地域・嗜好を特定」できるからです。


応用例:弁当屋や配食事業は、食材仕入先を広告主にして、そのチラシを添付しよう。


収益源2) 関連する「他事業と連携」 
 NPO情報ステーションの「ふなばし駅前図書館」は、JR船橋駅と京成船橋駅を結ぶ
公共施設ビル内の連絡通路にあり、市から委託を受けた「まち案内業務も行う」ことで
収益をあげています。 (以下写真の「i」は、インフォメーション業務の記号です。また
写真左に、船橋市の電子情報パネルが見えます。 写真左はNPO代表の岡直樹さん)。

応用例:接骨院は、健康器具・健康食品を紹介・販売しよう。

船橋駅前1


収益源3) 関連する「異業種と交流」 
 NPO情報ステーションの「ビビットみんなの図書館」は、大型商業施設
ビビットスクエア南船橋に、NPO活動の実績を評価されて、誘致されて開設しました。

 施設側の狙いは「母子グループの集客を高める」ことにあり、施設とNPOで協議のうえ
地元の「船橋ママサークルFAM」と連携することにしました。
 FAMは図書館で、絵本の読み聞かせや紙芝居などイベントを企画・運営しています。
この連携は、3者それぞれに効果を生んでいます。

 FAMは、活動拠点を得ることができました。
 ビビットスクエア南船橋は、母子グループを集客する武器を手にしました。
 NPO情報ステーションは、運営ノウハウ蓄積と、母子から多くの本を寄贈してもらいつつ
図書館の評判をクチコミしてもらえる恩恵を得ています。
gyo37-5.jpg


 以上、3つのビジネスモデル「広告、他事業連携、異業種交流」の共通点は
「地域内の他者に貢献したい」って気持ち
にあります。

 逆説的なようですが 収益は、他者への貢献から生まれます!


若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 久繁哲之介

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コミュニティを創る、民間図書館を運営する「NPO情報ステーション」

 NPO情報ステーションのアドバイザーに就任しました。

 私がNPO情報ステーションのアドバイザーに就任した理由は、主に2つあります。

1)NPO情報ステーションの「理念と活動に惹かれた」から。
2)NPO情報ステーション代表、岡 直樹さんの「若者バカ者ぶりに惹かれた」から。


1)NPO情報ステーションは、市民のコミュニティを創る理念のもと、民間図書館を運営しています。
 公立図書館があるのに何故、民間図書館なのか?
 公立図書館は、無料で本を「読む、借りる」目的で見れば非常に便利ですが、
 「一人で、静かに」という利用方法では、コミュニティを形成できない難があります。
 そこで、岡さんは「人が繋がる=コミュニティを創る」目的の図書館づくりを目指します。

2)岡 直樹さん(写真1左、写真4後列右)は
 早稲田大学入学後、学業そっちのけで当活動に熱中するあまり、
 除籍(8年間で卒業できない)になったばかりの「若者バカ者」です。
  
  私、こういう「若者バカ者」を見ると、無性に応援したくなり
 岡さんが代表を務めるNPO情報ステーションのアドバイザーに就任した次第です。


 NPO情報ステーションは千葉県を拠点に、8つの図書館を開設・運営しています。
図書館の種類は「コミュニティ形成」の観点から、以下のように3分類できます。 


コミュニティで分類した図書館の形態          情報ステーション図書館名
_____________________  ____________
1. 利便性の高い駅で市民の交流促進           ふなばし駅前図書館
2. 集合住宅内で住民の交流促進              袖ヶ浦団地図書館
3. 空店舗対策を兼ねた、商店街の交流促進        ちばぎんざ図書館


 以下写真の「利用者さんの笑顔」が、当活動の価値を物語っています。
このような民間図書館を活用する「コミュニティ形成」に興味をもたれた方は
 NPO情報ステーションへ御連絡ください。


写真1)ターミナル駅にある「ふなばし駅前図書館」
船橋駅前1


写真2)集合住宅内で住民の交流を促進する「袖ヶ浦団地図書館」
袖2


写真3、4)商店街での交流を促進する「ちばぎんざ図書館」
ちばぎん1

船橋北1



若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 久繁哲之介

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移住は「金」より「コミュニティ」で決めよう~北海道浦河町の移住職業体験

 人口減少が加速する地方小都市の自治体は今、競うように
移住者獲得を目論んた「移住促進プログラム」を発表しています。

 自治体の多くは、移住促進プログラムを「2ステップで用意」しています。
1)移住職業体験プログラム:月給15万円前後の仕事を用意して、6~12ヵ月間
  滞在してもらい、地域を気にいってもらう。 気にいってくれたら2へ
2)住宅取得支援プログラム:100~x00万円前後の住宅取得費を支給して永住を促す。

 一見では、魅力的に感じるけど、お金だけが強調されすぎている感が強い。
移住は「お金」より「コミュニティ」で決めた方が良いですよ。

 そこで紹介したいのが、↓ 北海道浦河町の移住体験プログラム。
浦河に「田舎で働き隊」として来てくれる研修生の募集要項 

こんな優しいお姉さま達と ↓ 交流できますよ。
女性の活躍で地域再生!~北海道・浦河町カフェめぐり



若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 久繁哲之介

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テーマ : 地方再生
ジャンル : 政治・経済

プロフィール

地域再生プランナー

Author:地域再生プランナー
久繁哲之介の見識が当ブログ、
以下の本でご覧頂けます。

『地域再生の罠』ちくま新書
『日本版スローシティ』学陽書房
『コミュニティが顧客を連れてくる~愛される店・地域のつくり方』
『商店街再生の罠』ちくま新書

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