『地域再生の罠』 増刷(7刷)御礼!

 拙著『地域再生の罠』の 増刷(7刷) が決まりました。

『地域再生の罠』を読んでくれた方々へ御礼申しあげます。



若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 地域再生プランナー 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
久繁 哲之介

商品詳細を見る

テーマ : 地域活性化
ジャンル : ビジネス

「孫市の会」が和歌山市の地域再生に貢献!

 大阪市で講演後、和歌山市へ足を伸ばし「孫市の会」の皆さんと交流してきました。

 孫市とは、司馬遼太郎さんの著名小説『尻啖え孫市』の主役「雑賀孫市」のことです。
今でこそ、孫市は「和歌山市民が共有して誇りに思える歴史的な地域資源」と位置づけられます。
しかし10年前、孫市を知る市民は少なく、孫市を市民に伝え拡げるのは容易ではなかった。

 そこで 「孫市の会」会長の森下幸生さん(写真5左)は
ご自身が「雑賀孫市」になりきって、動く広告塔になる取組を始めます。
 どこへ行くにも甲冑姿の森下さんは、今でこそ和歌山市民の人気者ですが、
当初は相当「変わり者(バカ者)を見るような視線が注がれていた」ようです。

 地域の為に、バカ者になれる人が報われる社会を創りたいですね!
そう願う私は、森下さんの御気持ちを体感しようと
甲冑姿で「雑賀孫市」になりきって和歌山市駅前へ、いざ出陣!


写真1)和歌山市駅前で: 刀を振り回したせいか、和歌山市駅前から人が消えた?
20120509-04.jpg

写真2)孫市像の横で: 実は大勢の人が、セール中の百貨店に並び、怪訝な顔で私を見ていた
20120509-02.jpg

写真3)和歌山市駅前商店街で: 今度は鉄砲発射!
孫市1

写真4)和歌山市駅前商店街にある孫市城で: 孫市の会「まごりん」を宜しく!
孫市2

写真5)最後に、本物の孫市「森下さん親子」の勇姿を見よ!
森下親子

編集後記: 息子さん、男前だし演技力も高い。本当に何かを「斬った」と感じさせる
 迫力ある表情に注目。 それに比べ私は、カメラを向けられると、つい微笑んでしまい
 迫力が無い。 そんな私に「お兄さん、ホンマ格好ええわ」と声をかけてくれた商店街の
 おじさん・おばちゃん達「ホンマ、おおきに!」


若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 地域再生プランナー 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
久繁 哲之介

商品詳細を見る

テーマ : 地域活性化
ジャンル : ビジネス

車優先から人優先へ革命を起こす~施策より理念が先

 人の生活空間(特に子供の通学路)が、自動車の抜け道と化して
我がもの顔で暴走する自動車は、人に危ない思いをさせ、
不幸にも死亡事故に至る事件が増えています。
 最近では、京都府亀岡市で4月23日に起きた凄惨な事件は、まさに
「人の生活空間(子供の通学路)を自動車が暴走」したことで起きています。

 事件から3週間。小手先の施策は議論されていますが
「車優先」社会を問い直す動向は殆ど見られません。
これでは事件は風化し、また同じような事件が起きることを懸念しています。

 懸念は他にもあります。「車優先空間と化した人の生活空間(街中)」に、
人は危ないから寄りつかなくなり、街中は衰退していきます。
 
 同様に、自動車の抜け道と化してしまった「商店街」が全国各地にあります。
こういう「車優先空間と化した商店街」に、人は危ないから寄りつかなくなり
衰退した商店街は枚挙に暇がありません。

 そこで私は「人の安全と、街中・商店街の再生」の為に
「人優先の社会を創る理念」を各地域で掲げることを提案
します!

ここで重要なのは「小手先の施策を講じる」前に「理念を掲げる」事です。 

 ダメな街中再生・商店街再生は、いつも理念が無いまま
いきなり他所の成功施策事例を探してきて、
1)そのまま導入するか
2)利害がぶつかって利害調整の挙句、骨抜き施策が導入されます。
いずれにしても、可視化・数値化できる施策を作ることに固執し、
その施策は小手先なテクニックにすぎないから、効果が出ない。


 今回の例で言えば「自動車優先から人優先の地域を創る理念」が無いまま
いきなり生活道路に次施策の導入を議論します。
①制限速度の厳格化+その区域を広範囲化
②一方通行化+(ガードレール設置を含む)歩行者空間を広く取る
③通学時間など時間をきめて「車両進入禁止」

 下の施策ほど自動車側に厳しいが、いくら厳しい施策を導入しても
それ以外の生活道路や時間帯では、自動車の暴走は止まらない。

 根本的な解決には「自動車優先から人優先の地域を創る理念」を掲げ、それを
ドライバーを含む地域全体で共有する仕組みを創ることが必要です。

 具体例を挙げましょう。
現在は、抜け道を通るドライバーが「いい抜け道を知っている」と得意げに話すと、
周囲の人は「良く知ってるね、すごいね」等と称賛する風潮があり
ます。
 一方、渋滞する幹線道路を利用するドライバーに同乗者は「抜け道知らないの?」と
生活道路への自動車浸入を促進する風潮も見られ
ます。

 この風潮を逆転させる空気・世論を、地域で戦略的に育みましょう。
すなわち、人の生活空間を抜け道として侵入するドライバーを見たら
「モラルと公益性に欠ける人」と軽蔑な眼差しを向け
ます。
 一方、渋滞していても幹線道路を利用するドライバーには賞賛の眼差しを向けます。

 こういう目に見えない理念を浸透させる地道な取組が
地域全体で行われる事こそ「まちづくりの本質」
です。


若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 地域再生プランナー 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
久繁 哲之介

商品詳細を見る

テーマ : 地域活性化
ジャンル : ビジネス

樋渡啓祐・武雄市長が久繁哲之介の提言「公立図書館運営をブックオフ、ツタヤへ委託」を実現

 私が『地方行政』(刊行は時事通信社)の連載を始めて半年経過しました。
地方自治体の殆どが定期購読する雑誌『地方行政』の初回で、私は次の
予言(提言)をしました。

予言(提言) 公立図書館の運営は ブックオフ や ツタヤが席巻する
 上↑ をクリックすると、PDFファイルが開きます。予言は5頁下段18行目からです。

 読者(自治体職員)の反応は「久繁の予言は、バカげている」と酷評する方もいれば、
「言われてみれば、ごもっとも!」と称賛する方もいて、賛否両論でした。
いずれにしても皆、意見いうだけで実現を検討した自治体は無かった…

 それから半年後、佐賀県武雄市が私の予言(提言)を実現してくれました。
樋渡啓祐武雄市長の着眼点と行動力、いつもながら本当に素晴らしい!
 佐賀県武雄市が、ツタヤ運営企業に図書館委託 CCCが公立図書館を運営するのは初めて

 公立図書館への市民の不満は、新刊など人気の高い本は常に貸出中で、
予約すると半年以上も待たされる事、その結果として公立図書館の書棚は
「古本屋よりも、古い本しかない」事です。

 情報は鮮度が命です。 読みたい本は直ぐ読んでこそ価値が出る
それが解る市民の多くは「古本屋よりも、古い本しかない」公立図書館に愛想をつかして
「新刊から1ヵ月おちの中古本を安価で流通させる」ブックオフ や ツタヤを利用しています。

 そんな現状を見て私は、ちょうど半年前『地方行政』12月5日号で
「公立図書館の運営は ブックオフ や ツタヤが席巻する」と予言(提言)した訳です。


最後に、無料で本を貸す図書館が、日本に「情報はタダ」概念を助長することを懸念しています。

日本は「情報に金を払わない人」が多すぎる。「情報(本)はタダ」
当然と認識する人が多いから、図書館は予約が殺到して予約長期化、
図書館書棚が「古本屋より古い本ばかり」になる。 そこで私はPDFで
「予約が多い本は”貸出の有料化(貸出料を定価1割と想定)”」を提案。意図は

1)10人に貸すと図書館は「もう1冊、税金を全く使わずに購入できる」
2)1割払うくらいなら、自費で本を買う人も増える。
  その結果、図書館予約待ち期間の短縮化
3)「情報(本、音楽)はタダでない」文化を日本に育み、違法コピー根絶に繋げる



若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 地域再生プランナー 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
久繁 哲之介

商品詳細を見る

テーマ : 地域活性化
ジャンル : ビジネス

プロフィール

地域再生プランナー

Author:地域再生プランナー
久繁哲之介の見識が当ブログ、
以下の本でご覧頂けます。

『地域再生の罠』ちくま新書
『日本版スローシティ』学陽書房
『コミュニティが顧客を連れてくる~愛される店・地域のつくり方』
『商店街再生の罠』ちくま新書

講演・執筆ご依頼は以下クリックして下さい。 電話は禁止!

カテゴリ
久繁哲之介の本
【楽天ブックスならいつでも送料無料】日本版スローシティ [ 久繁哲之介 ]

日本版スローシティ  (学陽書房)
価格:2,700円(税/送料込)

リンク(拙著書評、講演記録など)
最新記事
記事を検索
月別アーカイブ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
QRコード
QR