被災地の子供たちを応援するチャリテイ講演会:9月28日(水)19時~北海道浦河町

 9月28日(水)19時~21時、北海道浦河町の浦河町生涯学習センターで開催される
「まちづくりチャリティ講演会」で講演します。
 どなたでも参加できますが、参加費500円を頂きます。

 当講演会の収益(皆様の参加費、久繁哲之介の講演謝金)は全て
東日本大震災など被災地の子供達を支援する「 ハタチ基金 」に寄付
されます。 

 9月28日の「まちづくりチャリティ 講演会」の話題は、久繁哲之介が
若者バカ者まちづくりネットワーク で提唱している
「地域再生には女性の活躍が必要! 」です。

 浦河町は女性起業家が多く、それが雇用増に寄与している事を世に知って頂きたい。 
雇用を増やす本質は「起業家育成」にあり! 

 当講演会の詳細は主催者「マルセイ共同燃料」の マルセイ協同燃料ブログ で御確認ください。

女性が活躍するマルセイ共同燃料の皆さん(別名:浦河のゴレンジャー)は子供達の人気者
浦河ゴレンジャー




若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 地域再生プランナー 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
久繁 哲之介

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テーマ : 震災救援・復興
ジャンル : 政治・経済

商店街活性化論~手間暇かけた「商品や、スローフード」に人は惹かれる

 先月、鹿児島市まち中を歩いていて、20人近い行列の御店を発見しました。
製氷業者が副業で営む「かき氷屋」です。

鹿児島氷

 行列の秘密は、二つの魅力的な「売り文句」にあると私は推測しました。

売り文句①「ふわふわ!かき氷」 

 かき氷の触感は普通は「ざくざく」します。
でも、この製氷屋さんが厳選した素材を手間暇かけた氷の触感は「ふわふわ」で
 顧客は、この触感を楽しむだけでも「行列に並ぶ価値」が十分にあります。


売り文句②「(産地の特産品・原材料)を6日間かけて作った氷」

 商売人は、産地名(原水名)を明記する重要性は勿論のこと、
「手間暇かけた」作り手の気持ちに顧客は惹かれることを感じとると良い。
 
 私は拙著『日本版スローシティ』と『地域再生の罠』で、スローフードなど西欧の
手間暇かける行為を楽しむライフスタイルを「まちづくり」に活かす提案をしています。

 欧州では、衣服・革製品の高級ブランドは、著名な原材料・職人を使い
手間暇かけて作りこむ。その「気持ち、物語」に顧客は共感します。
 
 日本人もバブル時代こそ「ブランドは単なる記号」扱いだったけど、本質的には
手間暇かけた「商品や、スローフード」に惹かれるよね。 


若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
久繁 哲之介

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テーマ : 地域活性化
ジャンル : ビジネス

顧客の心をつかむ「マルヤガーデンズ」

 鹿児島市の「マルヤガーデンズ」へ行き、(写真1)。
社長の玉川恵さんに館内を御案内いただきました(写真2)。

「顧客の心をつかむ、顧客を創る」方法論に、多くの発見がありました。

「顧客の心をつかむxx」って本が巷に溢れているけど、それを読んで
「顧客の心をつかめるようになった」という話は聞いたことがない。

 なぜだろう?
著者自身が「顧客として、心をつかまれた」経験に乏しいからだと思う。

 マルヤガーデンズへ行き、顧客として時間を過ごしてみれば、きっと
「顧客の心をつかむ方法、顧客の創り方」のヒントを感じとれるでしょう。例えば、


1.店員は顧客を見ると、ニコッとして「気持ちを込めた挨拶」をしてくれる。
 ファストフード店にありがちな「営業スマイル」ではなく、
 「楽しんでいってね!」って気持ちを込めているのが、顧客の私に
 しっかりと伝わってきて「心をつかまれてしまった」!

2.店員の数人と玉川恵社長が「まるで友達のように」話をし始めた。
 どうやら現場で起きた報告のようだ(話は社長の横にいる私にも聞こえる)。
  現場の情報(特に悪い情報)が経営者に上がらない職場が多い中、
 マルヤガーデンズほど、社内の風通しが良い会社を見たのは初めて!

3.マルヤガーデンズは、館内のあちこちで「女性が活躍」している。
 例えば、7階ガーデンズシネマ(写真4)を運営する鹿児島コミュニティシネマ
(略称:カゴシネ)の代表は黒岩美智子さん。 
  年会費2000円で、カゴシネの会員になれる。会員になると主に次2つのメリットがある。
 ①通常入館料1800円が1000円(3回観れば元が取れる)。こういう制度はよくあるが、
 ②カゴシネの活動(映画選定、広報誌作成など)に参加できる。
  趣味を通して「人と繋がり、仲間を創り、仲間と楽しむ」仕組みは非常に素晴らしい!
 カゴシネの詳細はこちら→ガーデンズシネマ

4.人が繋がることをコンセプトにするマルヤガーデンズは、カゴシネのように
 「人が繋がり、仲間と楽しむ」テナントが揃う。例えば、8階は結婚式場(写真5)。
 9階の桜島を望む「ビアガーデン」は人気が非常に高く、入場は予約が必要(写真6)。

 拙著『地域再生の罠』で、宇都宮109がテナントを埋めきれず、百円ショップを誘致して
 失敗した話を紹介した。このように全国には、箱物と各テナントのコンセプトがバラバラの
 商業施設は多く、これが「苦戦、撤退」を招く一因である事に注目しよう!
 (109他店は絶好調なのに、宇都宮109だけは4年弱で撤退した)
 
5.玉川社長に会う前、マルヤガーデンズ建物前の交差点に
 マルヤガーデンズ設置の傘かけを発見した(写真3)。
  マルヤガーデンズのある天文館は、アーケードが整備されていて
 雨が降っても傘なしで歩けるが、交差点を渡る時だけは傘が必要。
  でも、その瞬間だけカバンから折畳傘を出すのは面倒だし、急な雨で
 傘をもっていない人もいる。そんな配慮から玉川社長は、交差点に傘かけ設置を思いつく。

 交差点で信号待ちの通行者が「マルヤガーデンズ」ロゴ入りの傘かけを見れば
マルヤガーデンズのファン(顧客)になる可能性は高い。  
 だって、通行者の殆どは「マルヤガーデンズの顧客ではない」のに、
わけ隔てなく全ての人に、しかも無料で「雨に濡れないよう傘をご利用下さい」と
 語りかけるマルヤガーデンズの配慮に「心をつかまれる」よね!

「顧客の心をつかむ、顧客を創る」には、広告宣伝に大金を投じるより、
全ての人に「見返りを求めない愛・配慮」を与えよう!



参考)玉川恵さんが交差点に傘かけを置く発想と効果を、拙著
『日本版スローシティ』227頁で次のように説明している。

 横断歩道交差点の路面に物語を刻めば、信号待ちの市民はその物語を見ることで、
信号待ちのイライラを緩和できるだろう。このような活用アイデアを増やすほどに、
(物語を刻みたい市民から行政への)資金調達額はそれに比例して増える。そして、
効率性を追い求めて無機質であった公共空間(中略)に親しみや愛着を抱く契機となる。


写真1 マルヤガーデンズ外観
マルヤ外


写真2 マルヤガーデンズ4階 ガーデン前に座る玉川恵社長(解像度おとしています)
maruya玉川


写真3 マルヤガーデンズ前の交差点の「電柱に吊るした」傘かけ
マルヤ傘


写真4 マルヤガーデンズ7階 ガーデンズシネマ
マルヤ7シネマ


写真5 マルヤガーデンズ8階 結婚式場
マルヤ8チャペル


写真6 マルヤガーデンズ9階 ビアガーデンは、桜島を望む特等席
マルヤ9fビア


若者バカ者まちづくりネットワーク」主宰 久繁哲之介

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?
(2010/07/07)
久繁 哲之介

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テーマ : 地域活性化
ジャンル : ビジネス

プロフィール

地域再生プランナー

Author:地域再生プランナー
久繁哲之介の見識が当ブログ、
以下の本でご覧頂けます。

『地域再生の罠』ちくま新書
『日本版スローシティ』学陽書房
『コミュニティが顧客を連れてくる~愛される店・地域のつくり方』
『商店街再生の罠』ちくま新書

講演・執筆ご依頼は以下クリックして下さい。 電話は禁止!

カテゴリ
久繁哲之介の本
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