久繁哲之介がアドバイザーを務めるNPO紹介: 第二回 『ストリートデザイン研究機構』

 私がアドバイザーを務める二つ目のNPO「ストリートデザイン研究機構」を紹介します。
ベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』を著した坂本光司先生が理事長を務める
NPOストリートデザイン研究機構のメンバーの多くは、法政大学大学院
坂本光司研究室に所属する大学院生です。

 昨日ブログで指摘したように、地域再生や商店街再生が頓挫するケースの多くは、
地権者や自治体など担い手の意欲が低く、しかたなく義務的に取り組んでいます。
 真面目だが義務的な担い手の態度は、顧客(市民)に感じとられ疎まれています。

 この地域再生の問題、すなわち「利害関係者だけの閉鎖的な取組体制の弊害」の
解決策として、次の有名な格言があります。

地域再生には「よそ者、若者、バカ者」の意見・参画が欠かせない!

 大学院生主体のNPOストリートデザイン研究機構と私、久繁哲之介は
坂本光司先生の支援も得ながら、「よそ者、若者、バカ者」の視点から、
日本全国の地域再生・商店街(ストリート)再生のお手伝いを致します。


 御依頼・お問い合わせは以下、ストリートデザイン研究機構WEBにて承ります。
http://streetmarketing.jp/sd/



     若者バカ者まちづくりネットワーク 主宰  地域再生プランナー 久繁哲之介

講演・執筆ご依頼、著者プロフは、こちら

            講演内容サンプル
商店街の講演・経営者の勉強会・自治体の研修で 久繁哲之介が話す事 (1)
商店街の講演・経営者の勉強会・自治体の研修で 久繁哲之介が話す事 (2)
商店街の講演・経営者の勉強会・自治体の研修で 久繁哲之介が話す事 (3)

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テーマ : 地域活性化のために
ジャンル : ビジネス

久繁哲之介がアドバイザーを務めるNPO紹介: 第一回 『ファザーリング・ジャパン』

私は2つのNPOでアドバイザーを務めています。

①NPO ファザーリング・ジャパン   :http://www.fathering.jp/
②NPO ストリートデザイン研究機構 :http://streetmarketing.jp/sd/
 
 紹介は私のアドバイザー就任順に、本日は①を取りあげます。
NPO ファザーリング・ジャパン(略称:FJ)は、「イクメン」を流行語にしたNPOです。
(イクメンとは「育児を楽しむ格好いい男らしいパパ」)

 FJのアドバイザーは総勢30人。私に期待されているのは主に
衰退する「商店街など商業施設、都市」に、地域の父子が職業体験や提案などの形で関与して
地域と市民から愛される「商業施設、都市」へ再生することです。
 
 その企画第一弾として、東京の有楽町などに集積する「地方アンテナショップ」で、
地元の父子が都会人へ地元商品をPR・販売する「職業体験」を計画しています。
 父子は地域発展に貢献しつつ、地域への愛を高めてもらう。 
更に、子供の熱心な地元商品説明に都会人は心うたれて、つい買ってしまう。
売れると子供は「地域愛、商売=経済」に目覚めることも期待しています。

 当企画のポイントは、通常の職業体験では「子供は邪魔=あしでまとい」になりがちだが、
当企画の「地元子供は、客(都会人)より、商品の知識・愛着が高い”立派な販売戦力”」
という位置づけが成立する点にあります。
 また、当企画が広がれば、全都道府県のアンテナショップに地元父子が一堂に会し、
地域間の交流や連携に繋がるかもしれない。

 当企画の成否は、子供が都会に来る前に、地元で「地元の歴史・商品、接客」を学んで
「地元PRの戦力」に教育しておくことにあります。
 この子供への教育を、どう位置づけるかが重要です。
自治体にとっては「久繁は、また面倒な企画を提案して迷惑」でしょうけど、
子供を愛するパパ集団『NPO ファザーリング・ジャパン』にとっては
「最高に面白く、やりがいもある」から、上手くいくと考えています。

 地域再生や商店街再生が頓挫するケースの多くは、地権者や自治体など
担い手の意欲が低く、しかたなく義務的に取り組んでいます。担い手の
意欲に欠ける義務的な態度は、顧客(市民)に感じとられ疎まれています。

 アンテナショップご担当様、自治体の地域再生ご担当様、
当企画を「子供たちと一緒に楽しんで」取り組みませんか?



     若者バカ者まちづくりネットワーク 主宰  地域再生プランナー 久繁哲之介

講演・執筆ご依頼、著者プロフは、こちら

            講演内容サンプル
商店街の講演・経営者の勉強会・自治体の研修で 久繁哲之介が話す事 (1)
商店街の講演・経営者の勉強会・自治体の研修で 久繁哲之介が話す事 (2)
商店街の講演・経営者の勉強会・自治体の研修で 久繁哲之介が話す事 (3)

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商店街活性化講座 4「賑わう商店街5つの法則」~クレアモール(川越市)編

 連載企画「商店街活性化講座」第4弾です。

埼玉県川越市(人口約33万人)に、とても賑わう商店街が二つあります。 

①クレアモール(川越サンロード商店街と川越新富町商店街)
②川越一番街商店街(NHKドラマ「つばさ」ロケ地)

 両者の賑わい・客層は全く異質です。
①クレアモールは「地元の若者(ジモティ)」が集まり、ジモティはクレアモールを
 「さいたま川越のセンター街*」と呼ぶそうです。 (*渋谷センター街)
②川越一番街は「高齢の観光者」が集まり、商店街活性化成功事例集の定番です。

 埼玉県が今年1月に県内91商店街で歩行者数を調査したところ、両者は1・2位を独占。
埼玉県3位までと、昨日の記事「佐世保さるくシティ」データを併記して紹介しよう。


            平日の歩行者数(順位)  休日の歩行者数(順位)
クレアモール         24,740人(1)      38,314人(2)
川越一番街商店街     22,554人(2)      38,609人(1)
所沢プロペ商店街      19,216人(3)       19,371人(3)

佐世保四ヶ町商店街    21,638人        28,440人
佐世保三ヶ町商店街    10,826人        13,120人
          (佐世保のデータは佐世保商工会議所2003年度のもの)


 歩行者数は(平日と休日で均すと)川越一番街商店街よりクレアモールの方が多い。
しかし、川越一番街商店街は成功事例の定番として、観光地としても非常に有名だが、
クレアモールは成功事例集に殆ど掲載されていない。

 理由は何か。成功事例の選定者が「高齢者=一番街の客層と一致」が主な利用だろう。
そこで本日は、高齢者では解らない「クレアモール賑わいの秘密」を解きあかしてみたい。

 クレアモールが「さいたま川越のセンター街」と言われるほど、若者が集まる要因を
「賑わう商店街5つの法則」から考察しよう。

法則1) 商店街の全長が長い:アーケードの無い全長は1200㍍
法則2) 近くに駅、学校:川越駅を起点に本川越駅の横を通る  
法則3) 自動車の進入排除の人優先空間:日中は車両進入禁止
法則4A)所有と経営の分離:全国チェーン店と地元激安店が集積した相乗効果
法則4B)所有者が市民目線で経営:安い飲食店が集積して市民の「交流の場」となる

 

 渋谷「センター街」のように、若者が自然発生的に集まるようになった場所は
「若者と、若者向け店舗」を難なく呼び寄せることができます。(写真1)

 このような若者の町には、全国チェーン店が知名度とシェアを上げるため
採算度外視で出店して「激安戦争」をしかける場となっています。
 ファストフードの激安は今や定番です。
渋谷センター街で激安戦争の主役は今、チェーン居酒屋です。
全品一律200円台後半を競う構図は、かつての牛丼戦争と酷似します。
 
 クレアモールも店舗構成をジャンル別で見ると、居酒屋は14店もあり圧倒的1位です。
地元資本の飲食店も安い店が多く、ドーナツ1個20円にはミスドもビックリでしょう。
(写真2:このドーナツ20円店は今年3月に閉店)

 クレアモールは『地域再生の罠』の提言1 
余計な気とお金を使わずに仲間と交流できる飲食店を集積して
街(商店街)の集客と賑わいを高める
」効果を示していますね!

写真1
クレア若者

写真2
クレアモール20円ドーナツ


     若者バカ者まちづくりネットワーク 主宰  地域再生プランナー 久繁哲之介

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商店街活性化講座 3「賑わう商店街5つの法則」~さるくシティ403(佐世保市)編

 連載企画「商店街活性化講座」第3弾です。

長崎県佐世保市(人口約25万人)の「さるくシティ403」は、二つの商店街
(四ヶ町商店街、三ヶ町商店街)と地場百貨店(玉屋)の3者を合わせた名称です。

 3者を合わせる意図は、全長が「直線のアーケード商店街として日本一」の
960㍍に達するからだと言われる。
 賑わう商店街5つの法則の第一「商店街の全長が長い=集積度が高い」を検証するのに
さるくシティ403は格好の事例です。

 本題に入る前に、少しウンチク話です。
 商店街の「直線全長」の日本一は、大阪市「天神橋筋商店街」ですが、ここは
アーケードが道路で分断されています。
 商店街の「全長」の日本一は、香川県高松市「高松中央商店街」ですが、ここは
直線ではありません。 
 
 この「全長の長い」3つの商店街は、いずれも日本有数の「賑わう商店街」として有名で、
賑わう商店街5つの法則の第一「商店街の全長が長い=集積度が高い」を立証しています。

 各商店街が最も力を入れる取組にも「賑わう商店街5つの法則」を垣間見ることができます。

「高松中央商店街」は、再開発を機に「所有と経営の分離」(5つの法則:4A)を導入。
「天神橋筋商店街」は、「所有者と市民の協働まちづくり組織」(5つの法則:4B)を導入。
「さるくシティ403」は、「4A、4Bを共存」させた事例として私は注目しています。

 さるくシティ403は、所有と経営の分離を進め、全国チェーン店が全体の約3割を占めます。
写真1が示すように、まるで郊外ロードサイドと同じような光景(店舗群)が街中にあります。

 街中にオフィスや学校のある市民にとっては、「郊外ロードサイドと同質の商店街」に
通勤・通学の”ついでに”立ち寄ることできれば、週末に車で郊外ロードサイド店に行くより
「時間、ガソリン代、二酸化炭素排出」を抑制できます。

 さるくシティ403は、全国チェーン店の集客力を地元商店群が上手に利用して
「共存」しているように見えます。全国チェーン店の「全国どこでも、いつでも同じもの」を
入手できる魅力と、地元商店の「当店・当地域ならではの逸品、本日のオススメ」魅力とが
混在して、市民のニーズを「集積した多くの店のどこか」が満たしてくれそうな感じが漂う。

 写真2は、JR佐世保駅から遠い三ヶ町商店街の一角です。さるくシティ403の中で
立地条件の悪い場所なので、空き店舗も目立つ。こういう「需要の低い」場所は
「安い賃料で」収益を重視しない音楽教室など交流・文化施設を導入する。
 
 場所と需要に応じた「賃料設定、テナント選定」の仕組みにより、さるくシティ403は
市民にとって「単に物を買う場だけでなく、居心地の良い交流の場」としても機能しているようです。

 賑わう商店街5つの法則「1と2」=立地条件に恵まれない商店街は、この仕組みと
法則3「車排除=人優先」から導入してみませんか。 


写真1 四ヶ町商店街「全国チェーン店集積ゾーン?」
四ヶ町1

写真2 三ヶ町商店街「交流の場(空き店舗対策)ゾーン?」
三ヶ町2



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商店街活性化講座2「賑わう商店街5つの法則」

 連載企画「商店街活性化講座」第2弾です。

 今回の着眼点は、賑わう商店街から「共通項=法則」を抽出します。
ここでは、次の5つを挙げます。

1)商店街の全長が長い。=集積度が高い。

2)乗降者の多い駅、学校やオフィスが近くにある。
 =通勤・通学の途中に寄ってもらえる。ランチ需要をとりこめる。

3)自動車の進入排除(自転車も走行禁止なら尚良い)。
 =人が優先される安全な空間は、ゆっくり安心して滞在できる。

4A)所有者が経営を分離(放棄)して、高い集客力(家賃)を担保できるテナントを集める。
  =全国チェーンに席巻された商店街は「賑わうが、市民にあまり愛されていない。

4B)所有者が「自分と同じ市民(特に高齢者)の目線」から自ら経営する。
  =4Aより短期利益は劣るが、市民の交流に繋がり長期にわたり市民から愛される。

 

 この「賑わう商店街5つの法則」には、3つの注意点がある。

①法則1と2は、いわゆる「立地条件」であり、自助努力では改善できない。
 (しかし現実は、この法則で成功する事例の取組を、条件の違う商店街が猿真似してしまう)
 
②法則3以下は自助努力が可能で、難易度も高くはない。
 (しかし現実は、改善に努める商店街は非常に少ない)
 →法則1・2に恵まれない商店街は、まず法則3を導入してみませんか!

③4Aと4Bは、個店では二者択一だが、商店街では共存可能、共存が魅力を高める。
 (しかし現実は、個店は所有したままシャッターを閉めることが多い。
  商店街全体は「二者択一」になりやすく、共存させる商店街は少ない)
 →法則3導入後、4Aと4Bの共存施策を考えましょう!



 賑わう商店街5つの法則については次回、個別の商店街を紹介しながら考察する予定です。



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Author:地域再生プランナー
久繁哲之介の見識が当ブログ、
以下の本でご覧頂けます。

『地域再生の罠』ちくま新書
『日本版スローシティ』学陽書房
『コミュニティが顧客を連れてくる~愛される店・地域のつくり方』
『商店街再生の罠』ちくま新書

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