名著『両利きの経営』を、キャリア開発に使い、転職・リスキリングに成功

経営の教科書といえる名著『両利きの経営』は、キャリア開発にも使える!

両利きとは、現在の専門の「深化」と、新しい専門の「探索」を両立すること。
両立が必要な理由は、専門の価値が著しく短命化しているから。 

昔に比べ、企業の破綻が急増(企業が短命化)している理由も、専門の短命化にある。
解決策は「現在専門を深化」させつつ「新しい専門を探索」すること。

新しい専門の探索は、人のキャリアでいうと「学び直し(リスキニング)」と換言できる。
『両利きの経営』は「リスキリング(新しい専門の探索)の対象は、現在の専門とは
違うように見えるが、本質は同じ」ものが成功しやすい
、と説く。

事例として、私の古巣IBMが紹介されている。IBMはコンピューターという
物の価値・値段が著しく低下したので、物売りからコンサルティング会社へ進化した。

物を売る仕事(セールス)と、コンサルティング仕事は一見、全く違う仕事に見える。

だが、経営問題を解決する道具として、コンピューターを売っていた優秀な人は、
コンサル仕事の素養が高いから、少しのリスキリングで、立派なコンサルタントになれる。

一方、値引きや接待で物を売る人は、コンサルタントに向いていない。
売る物の対象を、コンピューターから違う商品に替えるリスキリングが良いだろう。


 若者バカ者まちづくりネットワーク主宰 都市研究家 地域再生プランナー 久繁哲之介

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コミュニティが顧客を連れてくる 愛される店・地域のつくり方コミュニティが顧客を連れてくる 愛される店・地域のつくり方
(2012/10/01)
久繁 哲之介

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テーマ : 働き方
ジャンル : 就職・お仕事

インフレ(物価高)へ個人の対応策は3つ~1)支出を減らす 2)仕事の収入を増やす 3)運用で増やす

インフレ(物価高)抑制は今、世界の最重要課題で、どの国も政策金利を上げ続けている。
アルゼンチンの97%は極端だが、米国の5.25%が今の目安。

目安とは、政策金利が米国より低いと、通貨安になり、インフレ(物価高)に拍車がかかる。
日本はマイナス金利という愚策により、通貨安とインフレ(物価高)が止まらない。 

しかも、電気料金や健康保険料など「節約できない公的負担を上げ」て、
日本国民の生活は苦しくなっている。

個人の対応策は次3つがあり、組み合わせることが望ましい。
1)支出を減らす 2)仕事の収入を増やす 3)運用で増やす

日本を捨てる海外移住が、若者・女性を中心に増えている。これは2)です。
海外移住しない(できない)人は、お金だけ海外移転という3)がイイ。

海外の政策金利上昇という時流から、3)海外へ運用配分を増やす方法は従来より
ローリスク・ハイリターンになっている。 オススメは、ドル建MMF。

実は今、米国の銀行危機を機に、世界のマネーはMMFへ集中し、MMF運用額は
過去最高の5兆2000億ドルに達している。MMFの利回りは、各社の運用成績により
変動します。

例えば、私が利用しているゴールドマン・サックスのドル建MMFは現在、4.6%
この数値は、米国政策金利5.25%だから実現できる (参考:米国政策金利が
0.5%の昨年は利回り0.4%位でした。 投資は自己責任で)。


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定年後ライフシフト(4) 日本を捨てる女性の海外移住者が急増。日本に残る女性の出生率は急減で、少子化は国力の問題

日本を捨てる女性が急増、日本に残る女性の出生率は急減

日本を捨てる海外移住者が20年連続で急増中。 増加率は男性より
女性が高い。 一方、日本に残る女性の出生率は急減で、少子化が加速!

海外永住者数は、1990年の24.6万人から、2022年は55.7万人へ。 
永住者に占める女性の割合は、1990年の54%から、2022年は62%へ。
出典)活路は海外?静かに増加「日本を離れる」女性たち


活路は海外と考え、行動に移す(海外移住する)若者・女性が急増

若者・女性の多くは「都会か地方か」ってドメスティックな選択はしない。
「活路は海外」と考え、行動に移す(海外移住する)。 

少子化の原因と対策は「世界レベルで、総合的に」考えよう

子育て支援だけでなく、働きやすさ、税金や物価の安さ等、日本で暮らす魅力を
綜合的に高めないと、少子化は止まらない(日本を捨てる者は増える)!


 若者バカ者まちづくりネットワーク主宰 都市研究家 地域再生プランナー 久繁哲之介

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定年後ライフシフト(3)日本は世界幸福度47位~韓国・中国・ロシアと同レベル

私1962年生。同級生の多くが先月末「定年(退職)」を迎えた。
彼らの多くから「とりあえず同じ職場で再任用」と連絡あり。

世間では「定年後は新しい事に挑戦、ライフシフト」すべき等いわれますが、
日本人は「計画性・挑戦心」が乏しい。 

再任用は悪くない。悪いのは「とりあえず現状維持、同じ仕事を続けておく」
という無計画・変化を避ける生き方。

日本は「不満を言いながら、同じ事・仕事を続ける(新しい挑戦・変化は避ける)」人が
多い。 世界幸福度ランキング日本は47位(昨年は54位)はそれを象徴している。

日本の47位は先進国で最低。 50位前後の国(韓国・中国・ロシア等)は、国を捨てて
海外へ移住(逃亡)する者が多い。 日本人は、不満を抱えながら、移住・挑戦は避ける。

海外移住に、言葉の壁があるのは、日本・韓国・中国で条件は同じ。 
違うのは、計画性・挑戦心。 幸福度(国内生活満足度)が低いなら、
ライフシフト(新しい事に挑戦)しよう。


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定年後ライフシフト(2)活躍しやすい分野・場を選ぶキャリア論~まちづくりは、なぜ女性が活躍しやすいのか

『まちづくり訪問記~まちづくりは、なぜ女性が活躍しやすいのか?』という
研究報告書を刊行しました。 まちづくりで活躍中の女性・若者を訪問して得た知見を
旅行記のように短い文章と写真で纏めた全34頁。30分でサラッと読めます。

 全文をWebで公開中。 印刷して、女性にプレゼントすると喜ばれるかも?

女性活躍推進法を意識したタイトルですが、重要な視点は「活躍しやすい分野・場を選ぶ
というキャリア(ライフシフト)論。 自分に合わない(活躍しにくい)分野・場では、
努力しても報われにくい。 努力したら活躍できる分野・場を選ぼう!

まちづくりは、なぜ女性が活躍しやすいのか? 
共感・応援しあう作法が重要で、女性はその作法に優れているから。 

役所まちづくりは、なぜ失敗しがちなのか? その作法(の重要性)が分からないから。
本書で「共感・応援しあう作法」を知り、活躍して下さい!



 若者バカ者まちづくりネットワーク主宰 都市研究家 地域再生プランナー 久繁哲之介

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日本版スローシティ―地域固有の文化・風土を活かすまちづくり日本版スローシティ―地域固有の文化・風土を活かすまちづくり
(2008/04)
久繁 哲之介

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プロフィール

地域再生プランナー

Author:地域再生プランナー
久繁哲之介の見識が当ブログ、
以下の本でご覧頂けます。

『地域再生の罠』ちくま新書
『日本版スローシティ』学陽書房
『コミュニティが顧客を連れてくる~愛される店・地域のつくり方』
『競わない地方創生~人口急減の真実』時事通信社
『商店街再生の罠』ちくま新書

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